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サプライチェーンにおけるサステナビリティ

TASAKIの素材仕入においては、品質の担保はもちろん、サステナビリティの観点から、法令等の遵守、腐敗防止、安全かつ健康的な労働環境、環境保全等を重視しています。また、サプライヤーと連携し、業界全体の発展につながる取り組みを推進しています。

素材の仕入に関しては、高い品質の素材を安定的に供給でき、実績と信頼性を備えているサプライヤーであることを重視しており、具体的な条件をTASAKIの仕入規程によって定めています。新規取引の際は、社内の仕入担当者が仕入規程における条件に従ってサプライヤー候補を選定したのち、担当ディレクターの承認を得た上で取引を開始しています。

ダイヤモンドにおいてTASAKIはデビアスグループが認めた数少ないサイトホルダー の1社です。これは、TASAKIが取り扱う原石はベストプラクティス基準を満たして採掘され、キンバリープロセス証明書が添付されていること、すなわち労働条件、環境保護、腐敗防止等に配慮したクリーンな原石であることを意味しています。

TASAKIはダイヤモンドに関しては天然のみを取り扱う方針ですが、業界では流通の過程で合成ダイヤモンドが混入する事故が少なくありません。TASAKIは、最新機器や外部鑑定機関を活用し、サプライヤー側の出荷時とTASAKI側の入荷時にダイヤモンドの合成と天然を鑑別する取り組みを行っています。これによりTASAKIが目指す品質を維持するとともに、業界全体の信頼性向上にも寄与しています。

TASAKIは、長年にわたる自社養殖場運営で培った知見や、人口採苗技術に関する産学官プロジェクトへの参加等の共同研究により生まれた斃死しにくい血統の稚貝をほかの真珠養殖業者と共有すること等を通して、真珠養殖産業の安定と発展に取り組んでいます＊1。