多様な人材が安心して働き成長できる職場の提供

従業員の安全と健康

安全で衛生的な職場を維持し、従業員が労働災害に遭うことなく安心して働ける環境を整えることは、TASAKIが担う重要な責任の1つと考えています。さらに、労働災害の防止に留まらず、より広く従業員の心身の健康を守ることも重要であると考え、従業員の健康管理に関する取り組みを積極的に推進しています。

従業員の安全と健康のための取り組み

労働安全衛生

労働安全衛生に関する事項は、神戸本社においては安全衛生委員会が、東京本社においては衛生委員会がそれぞれ所管しています。委員会は、それぞれの産業医と社員複数名から成る委員によって組織しています。神戸の安全衛生委員会では、特に製造ラインにおける安全管理をその重点的な役割として位置づけています。活動内容としては、月1回定例会議を開催し、職場における事故・健康被害等の防止のため情報共有や注意喚起を行うほか、委員会議事録及び安全管理マニュアルを作成の上イントラネットにおいて従業員に公表することにより、周知の徹底を図っています。

さらに、委員より選出された担当者が、2か月に1回、職場の安全パトロールを実施しています。パトロールにおいては、災害・事故時の避難経路が適切に確保できているか、地震時に備えて棚の転倒防止策が講じられているか等、職場に危険な箇所がないかどうかを様々な観点から確認しており、万が一危険な箇所が発見された場合にはその場で指摘し、速やかに問題を取り除くこととしています。

健康診断

年1回、正社員・嘱託社員・契約社員・パート社員を対象として定期健康診断を実施し、各自が異変を早期に発見し、速やかに対処できるような体制の整備に努めています。さらに、上記対象者のうち、製造ラインにおいて特定化学物質・有機溶剤の取り扱いや粉塵作業を担当する従業員に対しては、定期特殊健康診断も実施しています。なお、いずれの健康診断に関しても、業務等の都合により予定日程での受診が困難となった場合は日程変更の希望にも対応しており、対象者全員が受診できるような仕組みになっています。

インフルエンザ、新型コロナウイルス等の感染症予防対策

例年、執行役員及び正社員・嘱託社員・契約社員・パート社員に対して、インフルエンザの予防接種費用を補助しています。上記対象者は実質ほぼ無料でインフルエンザの予防接種を受けることが可能です。

また新型コロナウイルス対策としては店舗やオフィスでの感染予防対策の徹底を行ったのをはじめ、グループ会社の従業員や派遣社員、並びにその家族や取引先を対象とした希望者への職域接種も実施いたしました。また出張回数の削減等を目的としてweb会議の普及にも努めるなど最大限の対策を講じています。

ストレスチェック

ストレスの自覚及びその対処の支援、ならびに職場環境の改善を通じて、メンタルヘルス不調を未然に防ぐことを目的に、年1回、事業者への委託によりストレスチェックを実施しています。対象は、正社員・嘱託社員・契約社員、及び関係法令の定める基準を満たすパート・アルバイト社員です。実施にあたっては、産業医等の会社が定める医師と連携の上、事業者における質問票作成・高ストレス者の識別基準決定、及びストレスチェックの結果に基づき医師による面談を必要とするかどうかの判断に関して、当該医師より専門的見地から助言を受けています。高ストレス者と判断された方に対しては、医師との面談や、当該面談の結果を踏まえた就業上の措置等を実施することとしています。

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