環境にやさしい企業活動の実施

気候変動への対応​

近年、世界中で異常気象が顕在化し、気候変動の問題に対する社会の関心が高まっています。TASAKIは気候変動の防止に寄与できるよう取り組んでいきます。

気候変動のリスクと機会

気候変動をもたらす原因の1つは、石油や石炭などの化石燃料の大量消費による、大気中の温室効果ガスの増加であるとされています。

気候変動が進行すると、炭素税の課税や温室効果ガスの排出規制といった政策が実施され、企業の経済的負担が増加する可能性があります。一方で、環境問題への関心が高まる今日、対応姿勢を明確にし具体的な行動を起こすことによりサステナブルなブランドイメージを構築できれば、新たな消費者層から需要を享受できる可能性があります。TASAKIは、リスクを最小化し、かつ機会を最大化するために、化石燃料に依存しない事業運営を行う必要があると考えています。

気候変動防止の取り組み

TASAKIは、温室効果ガス排出量削減のため、以下のような取り組みを進めています。

  • オフィスの空調や照明など身近な場所のエネルギー消費を最小限にするため、定期的に研修を実施し、従業員の節電意識の向上に努めています。
  • アトリエ、養殖場、オフィス、店舗等の照明は、エネルギー消費の少ないLEDに順次交換を進めています。
  • 養殖場の船舶はエンジン稼働を最小限にしています。
  • 養殖場でのソーラーパネルの設置など、エネルギー消費を抑えるだけでなく作り出すことを検討しています。
  • 神戸オフィスにおいては、空調効率を改善するクーリングタワーや空調装置、エレベーターなどの大型設備を最新型へリニューアルを行い、エネルギー消費の抑制を進めています。
  • 店舗におけるファサード点灯時間の短縮や、定期的な一斉換気など空調の効率化を図ることにより、さらにエネルギー消費の抑制を目指しています。
  • 一部の社内申請システムの完全ウェブ化(2022年11月導入)により、コピー用紙の消費削減を達成しました。

TASAKIの目指す姿

環境にやさしい企業活動の実施

2030年までに、再生可能エネルギーへの切り替えやゼロエミッションの達成、生態系の保全により、美しいジュエリーを生み出す海や鉱山の環境を守り、「自然と共存するジュエリーブランド」を目指します。

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編集方針

対象範囲

株式会社TASAKIを基本としていますが、グループ会社を含む場合は文中に明記しました。文中の「TASAKI」は株式会社TASAKIを指します。

対象期間

株式会社TASAKI 2022年度(2021年11月1日から2022年10月31日)を基本としていますが、定性情報は一部2021年度以前または2023年度の情報を含みます。2021年度以前または2023年度の情報に関してはその旨を文中に明記しました。​

発行時期

発行日 2023年8月23日

参考にしたガイドラインなど

GRI / ISO26000

将来見通しに関する
注意事項/免責事項

本レポートに記載されている将来に関する記述は、TASAKIが本レポート発行までに入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成をTASAKIとして約束する趣旨のものではなく、様々な要因により大きく異なる可能性があります。

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