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自社養殖場で真珠を育むTASAKIは、事業活動の様々な過程で地球上の多様な資源や生態系の恩恵を受けています。また、健全な自然環境が人々の幸福や経済成長を支える重要な要素であると考えています。海洋をはじめとする自然環境の維持保全は、自然の恩恵を受けて活動してきたTASAKIとしての倫理的責任であるだけでなく、グループの持続可能な成長のために不可欠です。このような考え方のもと、TASAKIは、企業活動が自然環境へ与える負荷を最小限にする取り組みを進めています。
生産本部を中心として組織する安全衛生委員会において、製造工程で発生する産業廃棄物の適切な処理方法等、環境保護に関する情報共有を年2回以上行っています。情報共有を通して従業員の環境保護に対する意識を高め、企業活動が環境へ与える影響を軽減する体制を維持・徹底しています。
TASAKIは、2030年度までの環境目標を以下のとおり策定しています。
CO2排出量を2022年度比で5%削減する
リサイクル促進を目的とした廃棄物の分別・処理の見直しを行う
環境配慮製品、包装の基準を決定する
CO2排出量を2022年度比で20%削減する
養殖場でのゼロエミッションを達成する
包装も含め、環境に配慮した商品やサービスの拡充を図る
※ CO2排出量に関しては2022年度で当初の目標を達成したため、2023年6月に新たに目標を設定しました。
編集方針
対象範囲
株式会社TASAKIを基本としていますが、グループ会社を含む場合は文中に明記しました。文中の「TASAKI」は株式会社TASAKIを指します。
対象期間
株式会社TASAKI 2022年度(2021年11月1日から2022年10月31日)を基本としていますが、定性情報は一部2021年度以前または2023年度の情報を含みます。2021年度以前または2023年度の情報に関してはその旨を文中に明記しました。
発行時期
発行日 2023年8月23日
参考にしたガイドラインなど
GRI / ISO26000
将来見通しに関する
注意事項/免責事項
本レポートに記載されている将来に関する記述は、TASAKIが本レポート発行までに入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成をTASAKIとして約束する趣旨のものではなく、様々な要因により大きく異なる可能性があります。